【2024年版】ChatGPTの完全ガイド – 有料プランの違いや活用方法について
こんにちは!たけのこです。
今回は、chatGPTについて以下5つの内容に沿って紹介していきます。
- 無料プランと有料プランの違い
- 有料プランの料金
- chatGPTの活用例について
- chatGPTを利用する際の注意点
- おすすめのテンプレート文章
chatGPTをフル活用して、いろいろな作業をAIに任せてしまいましょう!
では、無料プランと有料プランの違いから順番に紹介します。
無料プランと有料プランの違い
chatGPTの有料版と無料版の違いは以下の通りです。
- chatGPT 3.5のみ利用可能
- chatGPT 3.5が利用可能
- chatGPT 4が利用可能
- chatGPT 4oが利用可能
- 新機能への早期アクセスが可能
- DALL·E 画像生成が利用可能
- カスタム GPT を作成して使用できるようになる
- その他、高度なデータ分析やファイルアップロードなどなど
chatGPTのモデルの違いについて
まずは、chatGPTの各モデルの違いから紹介します!
chatGPT 3.5
chatGPT3.5では、日常的な会話レベルの対話ができる先行モデルです。
一般常識レベルの質問に対してであれば、問題なく回答することはできるみたいですが、「しりとり」など、ちょっとした言葉遊びぐらいからは正確な回答ができなくなってきます。
なので医学や法律、経済学などの専門的な質問に対しては的確な回答をすることができません。
もちろん、このサイトで紹介しているプログラミングの質問に対しても、正確な回答はできません。。。
chatGPT 4 & 4o
有料プランから利用できるchatGPT 4と4oでは、3.5のような日常的な会話や一般常識に加えて、専門的な質問に対しても、ある程度正確に答えてくれるようになります。
また、つい最近登場した4oでは、さらに最適化(optimized)されたモデルで効率的に回答を求めるような計算がされているようです。
chatGPT 4よりも4oの方が回答する速度が速くなったということみたいです!
ただし、単純に4の上位互換というわけではなく、回答の品質や正確さはchatGPT4の方が高いみたいです。
実際にchatGPT4で使い分けについて聞いてみたところ、以下のような回答を得られましたので、使用する際の参考にしてみてください!
- ChatGPT-4:
- 高度な言語処理と生成が必要な広範なアプリケーションに適しています。
- リソースが豊富な環境や大規模なプロジェクトに適しています。
- ChatGPT-4o:
- リソース制約のある環境やリアルタイムのアプリケーションに最適です。
- エネルギー効率と計算効率の最適化が重視される場合に特に適しています。
有料プランから使える追加機能について
次に、有料プランから使用できるようになる追加機能の気になるところだけピックアップして解説します。
DALL·E 画像生成
DALL·E(ダリ)とは、同じくOpenAI社が開発している、文章やチャット内容から画像やイラスト、イメージなどを生成するAIです。
こちらはchatGPTとは別のサイトで提供されているAIなのですが、chatGPT4のチャットに
- 雲海に浮かぶ富士山の絵
- 夕日が沈んでいる大海原の絵
など、生成して欲しい画像の具体的な説明を入力すると、その内容に沿った絵を生成してくれます。
例えば、例で挙げていた「雲海に浮かぶ富士山の絵」ではこんな感じの画像が出力されます!
カスタムGPTの作成
chatGPTに質問した際、通常では無機質で人間味のないような返答や回答をされると思います。
ですが、有料プランでは返信する内容や口調などの設定ができるカスタムGPTというものを作成することができます!
例えば、
あなたは、プログラミング未経験の人を一人前のエンジニアに育てる、エンジニアリングスクールの先生です。プログラミング未経験の人でも理解できる簡単な言葉で解説してください
といったように
- 返答者(chatGPT)の立ち位置
- 返答する際の状況
- 返答する内容の詳細な設定
まで細かく設定することができます。
活用方法としましては、
- ブログ記事などのコンテンツ生成
- 企業のキャッチコピー生成
- 説明会の台本作り
など、さまざまな分野で活用できる面白い機能だと思います。
カスタムGPTで口調や生成してほしいコンテンツの特徴を学習させておくことで、人間が添削する部分を大幅に減らせるので、結構便利だと思います!
有料プランは月額いくら?
ここまで、有料プランから利用できる機能について紹介してきました。
無料版と比較すると多くの機能が利用できるようになっていますが、問題なのは金額ですよね…
有料プランに加入するには、それぞれの期間でこのくらいかかります。
期間 | ドル | 日本円(1$→155円) |
月額 | 20$ | 3,100円 |
半年 | 120$ | 18,600円 |
年額 | 240$ | 37,200円 |
性能が非常に良いチャットAIサービスの有料プランなので、決して安い値段ではないですが金額に見合うものは提供してくれているとは思います。
- 本気でプログラミングを勉強したい人
- ブログを本気で頑張りたい人
など、”何かにお金を掛けてでも頑張りたい人“であれば有料プランを試してみてはいかがでしょうか?
1ヶ月だけ試してみて、金額と見合わないと感じたら無料版に戻しちゃえばいいと思います!
chatGPTの活用例について
次に、chatGPTの活用例について紹介します。
順番に見ていきましょう!
イラスト生成させる
ブログを運営している人であれば直面したことのある、アイキャッチやメディア画像どうする問題。
PixabayやAdobe Stockでフリー画像を探したり、Canvaで自分なりのオリジナルイメージを作成したりと、色々とやり方があると思います。
chatGPTであれば、その作業をAIに任せて記事の執筆に集中することができます。
また、生成された画像にオリジナリティを加えるのであれば、Canvaと合わせて利用するとよりいっそう記事を装飾できるようになります。
フリー画像を毎回探す時間を短縮したかったり、使用しているフリー画像がマンネリ化してきている人にはおススメの活用方法ですね!
プログラミングコード生成
chatGPTでは、対話をするだけでなくプログラミングのコードも生成できてしまうので
- 実装するのに利用するプログラミング言語
- 実現したい機能の概要や詳細な説明
- 実装しようとしているプロジェクトの現状
といった内容をchatGPTに送るだけで、プログラミングのコードを生成してくれます。
また、この活用方法はエンジニアやプログラマーに限った話ではなく、ブログで利用したいボックスデザインや見出しデザインのコードなども生成してくれます。
HTMLとCSSの予備知識ぐらいしかない状態でも、自由自在にオリジナルデザインを実装することができるというのは、かなり便利なのではないでしょうか?
もう、エンジニアとプログラマーも不要になってきそうですね。。。
文章生成
プログラミングコード生成やイラスト生成が注目されがちですが、やっぱりchatGPTの真骨頂は文章生成機能ですね~!
「文章なんて生成したところで…」
と思われがちですが、色々と想像してみるとかなり多くの活用方法が思い浮かんでくると思います。
例えば、
- ブログ記事で掲載する文章の生成
- ビジネスメール文章の生成
- メルカリなどで売る商品の紹介文
- SNSに載せるプロフィール文の生成
- Xなどに投稿するポスト文章の生成
また海外では、chatGPTに学校の論文を生成させて提出した学生もいたみたいですね~
「文章を生成させる」という、文面で見ると単純そうですが、やっぱり文章生成できるというのは多岐にわたって活用できるかと思います。
chatGPTを利用する際の注意点
次にchatGPTを使用するにあたっての注意点です。
主に以下3つの内容に注意してください。
返答された情報を鵜呑みにしてはいけない
chatGPTに質問すると、的確な情報が返答されることが多いですが絶対に正しい情報が返答されるとも限りません。
僕もよく、プログラミングのコードを生成してもらっていますがエラーで処理が通らない。。なんてこと、よく起こります!
なので、chatGPTから返答された情報をそのまま利用せず自分で精査してから利用するようにして下さい!
個人情報、機密情報は入力してはいけない
chatGPTのメッセージに、個人情報や機密情報を入力してしまうと情報漏えいに繋がる恐れがあります。
chatGPTでは、入力されたメッセージを元にトレーニングを行なっているそうなので、個人情報や機密情報なども全て学習されてしまいます。
そこから、他のユーザーの返答に情報が返答されてしまい、情報漏えい。といった流れに繋がるそうです。
また、過去にchatGPTに企業の機密情報を入力して情報漏えいが起きてしまった例もありますので、利用する際には充分注意するようにしましょう。
メッセージの言葉遣いに注意
chatGPTは基本的にどんな質問にも答えてくれますが、質問の言葉遣いが荒いと追加の丁寧な説明や提案が返答されないみたいです。
例えば、「○○について教えてください」と質問すると
質問の回答に加えて詳細な解説も教えてくれたり、返答される文章のトーンも少し親しみやすさを感じるものを返してくれます。
逆に、「○○、教えろ」というように荒っぽく質問すると
質問に対する解答だけ返答し、口調も冷たく機械っぽさを感じる文面で返答されます。
メッセージの口調で返答する内容や口調も変わってくるのは面白いですよね!もう人間みたいですね
なので、知りたい情報について詳しく知りたい場合には、メッセージの言葉遣いにも注意しながら利用しましょう!
おすすめのテンプレート文章
最後に、chatGPTに質問する際に使えるテンプレート文を紹介します。
こちらのテンプレートをコピーして質問したい内容に変更するだけで的確な回答を得られるので、ぜひ使ってみてください。
以下の条件に沿って文章を生成してください。
- タイトル/テーマ: [例: JavaScriptについて]
- 目的: [例: プログラミングブログ記事]
- 対象読者: [例: 中高生から社会人]
- 文章の長さ: [例: 1500~2000文字]
- 特定のポイントやキーワード: [例:初心者にも分かりやすく、HTML]
おわりに
ということで、chatGPTについて丸々紹介しました。
chatGPTを活用する際の参考にしていただけたら幸いです!
ということで今回はこの辺りで!
ありがとうございました!